2013年4月4日木曜日

▲今日の山形▲ 富樫製麺@鶴岡の『庄内麺職人 生そば&生麦きり』

 


山形県鶴岡市神明町13-35
0235-24-1594




古い写真です。たしか昨年の夏くらいだったような。。
西武百貨店渋谷店の食品館の小さな催事で購入。
売っていたのは、なぜか茨城の会社の人だったw

さて山形県民以外の人間に

「『山形』と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは?」と問へば

「そば!」と答える人のなんと多いことか。

ま、間違いじゃないんだけど。





山形市が県庁所在地で年間の中華麺の消費量がダントツの一位だってことは
最近、テレビやネットのニュースでだんだん有名になってきた。
あらゆる飲食店のメニューに「中華そば」があるもんねw

そんな山形県民、実はうどんもよく食べるんですね。
特に内陸は乾麺のうどんをよく食べるし、乾麺を作っている企業の工場も多い。

特に最上地方〜村山地方の北部にかけては、湯溜めのうどんを納豆・サバ缶・
醤油を混ぜたつけダレに絡めて食べる「ひっぱりうどん」をこよなく愛している。
うどんを茹でた鍋を食卓の中央に置き、各々が麺を引っ張ってきて食べるから
「ひっぱりうどん」という名前らしい。

※関東でいえば埼玉県西部の「ずりあげうどん」みたいなもんですね。
 たしか「ひきずりうどん」と呼ぶ地区もあったはず。

庄内地方では、うどんは『麦切り』と呼ばれ親しまれており、
最も有名なのは寝覚屋半兵衛@羽前大山でしょうか。
(あすこは蕎麦もあるけど食わんでいいよw)
庄内の蕎麦店にはだいたい置いてあるし、ラーメン店で置いてる店もある。
たしか10年くらい前までは味龍@酒田にもメニューにあったよね。

さて「麦切り」の名前の由来などは諸説あるのでよく分かりませんが、
一般的な蕎麦を「そば切り」と呼ぶ(特に信州に掲げる店が多い)し、
うどんはその昔「切り麦」とも呼ばれていたそうなので、そこから
この名前が付いたんでしょう。

また内陸部と比較すると秋田との交流が盛んな庄内では、稲庭うどんの
影響から乾麺のうどんを「いなにわ」と呼んでいた歴史もあるらしく、
すがわら製麺のように現在でも「稲庭」という名前を冠した乾麺を
作っているメーカーもあります。

少々煩わしいのですが、大まかに言うと現在は乾麺を「うどん」、
冷やして食べる生麺を「麦切り」と呼ぶのが一般的らしいです。




食べたことがある人なら分かると思うけど、庄内の麦切りは他地域のうどんとは
明らかに違う独特のテクスチャが感じられるのだ。とにかくグルテンが強いので
少し長めに、麺の中心部に透明感が出るまでしっかり茹でるのがオススメ。
喉越しが良いので、できれば薄口の出汁でつるつるっと食べてほしい。

逆に蕎麦は山形らしい太麺なので、少し茹で時間を少なくして多少粉っぽさを
感じる程度に茹であげ、蕎麦に一味をふりかけ濃いめのつゆで嚼んで嚼んで
粉の甘みを感じるまで口の中でモグモグすると満足感が高いよ。

百貨店やスーパーの食品売り場の、小規模な催事への出店が多いようです。
私は渋谷西武の他、大井町の阪急で販売しているのを見ました。
見かけたらまずは試食すべし!

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